アルバイト医師のためのお役立ちコラム

アルバイト・パートタイマーとは
多くの医師の方々から「アルバイト、パートタイマーの違いって何ですか?」という、ご質問を頂きます。

アルバイト、パートタイマーの呼名については法律上、厳格な定義はありません。それぞれの会社等で区別して、呼名を決めていることが多く見受けられます。今回はその違いについてご紹介したいと思います。

アルバイトをする医師の皆様は、法律上は「パートタイム労働者」と定義されることになる

アルバイト、パートタイマーの違いは、以下のように区別していることが多いように感じます。

■正社員・・・期間の定めのない、正規の社員として採用された者
■契約社員・・・期間を定めて採用された者
■パートタイマー・・・1週間の所定労働時間が正社員、契約社員より短い者(※期間を定める場合が多い)
■アルバイト・・・学業、正業の合間の時間を利用して就労する者であって1週間の所定労働時間が正社員、契約社員より短い者
(※日々更新又は短期の労働契約で雇用されることが多い)

 「パートタイマー」「アルバイト」等、正社員と異なる就労形態は近年著しく増加し、平成21年には1,431万人を突破しており、雇用者総数の約4分の1を占める状況になっております。こうした状況を踏まえ、「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」(パートタイム労働法)が平成20年4月改正施行されました。
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「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律(条文抜粋)」
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(目 的)
第一条 この法律は、我が国における少子高齢化の進展、就業構造の変化等の社会経済情勢の変化に伴い、短時間労働者の果たす役割の重要性が増大していることにかんがみ、短時間労働者について、その適正な労働条件の確保、雇用管理の改善、通常の労働者との均衡のとれた待遇の確保等を図ることを通じて短時間労働者がその有する能力を有効に発揮することができるようにし、もってその福祉の増進を図り、あわせて経済及び社会の発展に寄与することを目的とする。



パートタイム労働法の対象となる労働者は正確には「短時間労働者」といい、「パートタイマー」「アルバイト」「契約社員」等、呼び方は問いません。
「1週間の所定労働時間が通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて
短い労働者」と定められています。
例えば、正社員の週の所定労働時間が40時間の場合は、40時間未満の
労働者が、パートタイム労働法の適用される「パートタイム労働者」になります。


 本サイトをご利用頂く、医師の皆様は「アルバイト」でのご勤務先をお探しのことと存じますが、法律上は「パートタイム労働者」と定義されることになります。


パートタイム労働法の改正(平成20年4月施行)の5つのポイント

1)労働基準法で文書交付による明示が義務づけられている事項(※1)の他に、パートタイマーを雇い入れた際、「昇給の有無」、「退職手当の有無」、「賞与の有無」について、文書の交付等で明示

2)雇入れ後、パートタイム労働者から求められたときには、待遇の決定に当たって考慮した事項について説明

3)パートタイム労働者の働きや貢献に応じ、通常の労働者との均等・均衡待遇の確保。

4)通常の労働者への転換を推進するための措置の推進

5)パートタイム労働者からの苦情の申出に対応

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※1)労働基準法上、文書交付による明示が義務づけられている事項は、
以下のとおりです。

 ・契約期間
 ・仕事をする場所と仕事の内容
 ・始業・終業の時刻や所定時間外労働の有無
 ・休憩・休日・休暇
 ・賃金
 ・退職に関する事項 等

コラム執筆

コラム執筆

社会保険労務士 岩野真也

全国社会保険労務士会連合会 登録番号:第13050146号/
東京都社会保険労務士会 会員番号:第13284905号

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